2011年6月27日月曜日

食べ物による内部被ばくシミュレーション

2011.6.27更新 放射性ストロンチウムSr-90を追加しました。
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食材を選ぶときの参考として、食べ物による内部被ばく線量をシミュレーションしてみました。

エクセルで作成しているのですが、
食べ物に含まれる放射性ヨウ素I-131、放射性セシウムCs-137・Cs-134、放射性ストロンチウムSr-90の線量(Bq/kg)と、それを子供(2~7才)が毎日1.4kgずつ1年間摂取したときの内部被ばく量(mSv/年)を一覧表にしています。

表(1)と(2)は、I-131とCs-137、I-131とCs-134の組み合わせとなっています。これらは現在市場に流通している食材の暫定規制値内です。

表(3)は、Cs-137とSr-90の組み合わせです。放射性ストロンチウムには暫定規制値はありません。
表では100Bq/kgまでを計算しました。実際はCs-137に対するSr-90の濃度比は測定データが少ないのですが、海底土の比較的濃度の高い場合で1/15程度のようですから、Cs-137が最大500Bq/kgのとき、Sr-90は500/15=最大33Bq/kgになります。

I-131が2000Bq/kg含有する食材を摂取すると、内部被ばくは年102.2mSv。
同様に、
Cs-137 500Bq/kgで、年2.5mSv
Cs-134 500Bq/kgで、年3.3mSv
Sr-90 50Bq/kgで、年0.3mSv
最大のケースとして、これらすべてを含有した食材による内部被ばくは、年108.3mSvです。
食べ物による内部被ばくは、I-131による影響が一番大きくなりやすく、次にCs-134、Cs-137、Sr-90の順となっています。

これらの表をみれば、放射性ヨウ素I-131、放射性セシウムCs-137、Cs-134、放射性ストロンチウムSr-90の含有量がわかれば、どれくらい内部被ばくするのか、大雑把につかめるのではないかと思います。

実際、毎日食べている物が何ベクレルなのか調べるというのは、食材ごとに調べないといけませんのでかなり大変です。
汚染されていない食材だけで食事を成り立たせたいものです。

4 件のコメント:

  1. はじめまして。
    こちらも仙台南部に住む小学生の子を持つ父親です。

    放射線が子供へ与える悪影響を憂慮する中、
    周辺環境の測定値や、放射線に対する考え方を発信していただき、
    こちらのブログは非常に参考になります。

    また、同じ子供を持つ親として、
    nodaさんの分析や問題意識に触れるにつけ、
    自分も「何か行動を起こさなければ!」と感じます。
    ちなみに私は“文系”です(^^;

    これからも情報発信を続けてください。

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  2. コメントありがとうございます。励みになります。

    近い将来、放射能汚染の問題がどうなっているか正直わからないのですが、そのとき後悔しないために、今やれることは精一杯やっておきたいですね。

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  3. はじめまして。
    関東在住、幼い娘2人を持つ主婦です。

    関東ではありますが、内部被爆が心配で北海道産の食材を取り寄せております。
    知人に紹介してもらったのですが、こちらのお店は「人口放射線の汚染がない土地で採れた食材」にこだわっているので、安心して食べられます。
    良かったらお試しください。
    http://northernmarket.web.fc2.com/index.html

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  4. はじめまして。返信が遅くなりました。

    とても貴重な情報をありがとうございました。
    参考にさせていただきます。

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