2011年7月9日土曜日

仙台市の空間線量率の推移

仙台市の空間線量率の推移です。

データは、
①東北電力本店駐車場での値(宮城県発表データ)
 注意:~5/23までの地上2.5mの測定値は独自に1.3倍しました。地上2.5mではあまりに不親切なため、後の地上1mの測定とグラフが連続するように、測定値を1.3倍させています。
②東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター(宮城県発表データ)
③東北大学 田村氏の測定値(青葉区)
です。

6月の推移
①東北電力本店駐車場では、6/3頃に10~20%上昇し、その後35%程度下降しました。6.1~6/10で20%程度下がりました。この変化の原因はわかりません。
②東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターでは、横ばい状態です。
③東北大学 田村氏の測定値は、横ばい状態です。
結局、6月上旬は①だけが大きく変動していましたが、6月中旬以降に落ち着き、①②③すべてが0.08~0.09μSv/h付近で推移しています。

今後の推移について
3.12以降、福島原発から何度か放出された放射性物質は、仙台の地表にも積りました。
その後、4月までの間、空間線量率が大幅に下がったのは、放射性ヨウ素I-131の半減期が8日であるからです。8日経つごとに元の放射能が半分ずつになり、16日経過した3月下旬には元の1/4、104日経過した6月下旬には元の1/8000になります。
しかし、放射性物質の中には、放射性ヨウ素I-131(半減期8日)以外に、放射性セシウムCs-134(半減期2年)とCs-137(半減期30年)もありました。この放射性セシウムCs-134とCs-137によって、4月以降の線量率が横ばいの状態が続いています。除染など行動しなければ、これから、2~30年後にようやく空間線量率が今の半分の0.05μSv/h程度になるということです。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。

    先週末、子供の小学校で授業参観があったため、
    気になる箇所を測定してきました。

    結果、校庭は仙台市の測定値とほぼ同じでした。
    室内は体育館・廊下・教室とも0.06μSv/h程度で、
    予想通りの結果となりました。

    しかし私が最も気になったのは、参観そっちのけで、
    線量計片手に校庭で佇んでいるバカ親は私一人だけだったことです。

    みなさん、ビデオ片手に我が子の成長を喜んでいました。
    その様子から、国や自治体がこの問題に積極的に取り組まない事情をなんとなく理解できました。

    放射線問題は国が隠蔽をしていると言われますが、
    大多数の国民が、あえて隠蔽を望んでいるのかも知れません...

    返信削除
  2. 返信が遅くなりました。

    放射線量の測定データがない場所では不安ですよね。行政は個人が測りたい場所まで対応してくれないですから、ご自身で測定され、不安を解消されたのは大変よかったのではと思います。

    放射能測定や除染作業は大変な労力とお金が要ります。そのため積極的に取り組めないのだと私は理解しています。

    仙台では空間線量をそれほど怖がる必要はないと思いますが、放射性物質は濃縮されることに注意が必要です。
    ちなみに、関東ではゴミの焼却灰に放射性物質が濃縮され、その処分が問題になっているようです。

    私はいつも線量計を携行して、異状を検出したらアラームで知らせてくれるようにしています。

    返信削除