2011年5月29日日曜日

線量限度(年間1ミリシーベルト以下)

線量限度として、「年間1ミリシーベルト」と言われていますが、もう少し詳しく調べてみました。

原子力百科事典
http://www.rist.or.jp/atomica/index.html

「ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08)」より

 線量限度は、個人の被ばく(累積)線量を制限するために設定された値である。線量限度は、すべての被ばく源(医療被ばく、自然放射線被ばくを除く)からの線量の合計を制限するものであり、個々の線源からの被ばくの制限には適用されない。

(中略)

 公衆に対する線量限度は、年あたり1mSvである。ただし補助的な限度として、勧告を適用する時点から、過去5年間に亘って平均した被ばく線量が年あたり1mSvを超えていなければ、その年において実効線量が1mSvを超えることも許され得るとしている。

(中略)

さらに自然放射線による年間実効線量(ラドンによる被ばく線量は個人によって差があるので除外する)が1mSvであること等を考慮して、公衆被ばくの限度として年あたり1mSvが勧告されている。

図1 線量限度の基礎となる考え方(概念)

表2 各年齢、年線量毎の年齢別死亡率(100万人あたり)に関する1977年勧告と1990年勧告の比較


以上、多少難しいのですが、要点を整理すると

・公衆の線量限度は年間1mSv。これは進んで受け入れたくないが、我慢できるレベル、という意味。
・すべての被ばく源を対象とするが、医療被ばくや、自然放射線被ばくは除く。
・ラドンを除いた自然放射線による年間線量が1mSvで、それと同等を限度としている。
また、表2に線量と年齢別死亡率があり、30歳以上の数値しかありませんが、線量が増えるにつれて死亡率/年が増えています。

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